結論
伸びる生地の服は、伸びない生地の服より少ないゆとりで着られます。生地が伸びるかどうかは、素材表記のポリウレタンの割合と生地の種類で見分けます。号数を決める時は、実寸から自分の寸法の半分を引いたゆとりを、生地の伸び方に合わせて判断してください。
生地の伸び方は 3 段階で考える
当サイトでは、生地の伸び方を 3 段階に分けています。
| 段階 | 目安 | 例 |
|---|---|---|
| 伸びない | 織物で、ポリウレタンを含まない | 綿 100% のシャツ、リネン、ストレッチの入らないデニム |
| 少し伸びる | 編み物、またはポリウレタン 1〜2% | T シャツ、スウェット、目の細かいニット |
| よく伸びる | ポリウレタン 3% 以上、またはリブ・ジャージー | ストレッチデニム、リブニット、レギンス |
ポリウレタンは、スパンデックス・エラスタン・ライクラと書かれることもあります。どれも同じ伸びる繊維です。
素材表記から伸び方を読む
まず素材表記の数字を見ます。「綿 95%・ポリウレタン 5%」なら、ポリウレタンが 3% 以上なのでよく伸びる生地です。「ポリエステル 98%・ポリウレタン 2%」なら少し伸びる生地です。
ポリウレタンが書かれていない時は、生地の種類で見分けます。ニット・カットソー・スウェット・パーカーは編み物なので、少し伸びます。シャツ・ブラウス・デニム・チノ・ツイルは織物なので、ほとんど伸びません。
商品説明に「伸縮性: あり / なし」の欄があれば、それも手がかりになります。
生地ごとに必要なゆとり
ゆとりは、服の実寸から自分の寸法の半分を引いて求めます。当サイトのサイズ判定では、トップスの身幅(半周)について、次の値を境目にしています。
| 生地 | きつい | ちょうど | ゆったり |
|---|---|---|---|
| 伸びない | 1cm 未満 | 1〜8cm | 8cm 以上 |
| 少し伸びる | 0cm 未満 | 0〜7cm | 7cm 以上 |
| よく伸びる | -2cm 未満 | -2〜5cm | 5cm 以上 |
よく伸びる生地では、ゆとりがマイナス(服のほうが体より小さい)でも着られる範囲に入れています。生地が伸びて体に沿うからです。反対に、伸びない生地は体に合わせて伸びないので、ゆとりが 1cm を切るときつい側に入れています。
パンツのウエストやヒップは、トップスより少ないゆとりで判定しています。体に沿わせて穿く服だからです。
伸びる生地を選ぶ時の注意
伸びる生地は、1 つ下の号数でも「ちょうど」の範囲に入ることがあります。ただし、ゆとりがマイナスの服は伸ばして着ることになるので、体の線が出やすくなります。
体の線を拾わずに着たい時は、伸びる生地でもゆとりがプラスになる号数を選んでください。手持ちの服で着心地のよいもののゆとりを計算しておくと、自分に合う量が分かります。
関連
出典
- 当サイトの生地区分の規則(段階1仕様 5-1・5-2)
- 当サイトのサイズ判定の基準値(トップスの身幅のゆとり。2026年10月時点の暫定値で、利用者の着用データで見直す予定)
- 当サイトの掲載データ(2026年10月27日時点、25 ブランド 13,128 商品)